雲晴夏木の独り言

フェンスに囲まれたそこは墓場。蛇神様に食い散らかされた人々の骨が転がる。フェンスの向こうで、蛇神様が笑う。「おいで、可愛い子」脳を揺らす甘い声。思わず足が動きそうになる。行ってなるものかと、私は金網を掴む手に力を込めた。

#人外と人間