#人外と人間 の#ソロジャーナル 、短いのが一本できたからひとまずここにセイヤッ 私はねぇほんとにねぇこういうのが好き。テストプレイはしたからあとは文章周りもうちょい直したら投稿しよう……。 【メモ】 ・人外と人間の設定を書くターン追加 ・その設定に合わせてプロンプト変えていいこと明記 ・迎えたくないEDは変えてもいいこと明記 伏せ # 花摘む怪物 いつかの昔、どこかの国の片隅に、人々から恐れられる怪物がいた。怪物は孤独だった。しかしとある縁から、人間の少女と心通わせ互いに思い合うようになった。 怪物は彼女を自分のつがいにしたいと思っている。人も、獣も、思いを伝えるためには贈り物をするのが習わしだ。 あなたは見たことがある。住まいである森の外、花咲き誇るその原っぱで、人の恋人たちが花を贈っている様を。 あなたは聞いたことがある。花を喜ぶ恋人たちを見たあの子が、羨むように呟く声を。 森と村の間にあるその原っぱは、見晴らしが良く、村からも森からもよく見える。森を出て花を探すあなたを見たら、人々は「自分たちの村へ来るのでは」と恐れるだろう。あなたを村へ近づけないため――あるいはあなたという脅威を葬るため――人々は毒矢を射ってくるはずだ。 あなたはその危険を承知で、花を摘みに行くと決めた。すべてはあの子のため。己の孤独を癒やすため。 それは、よく晴れた昼日中のことだった。 # ライセンス Second Guess System by William Lentz is licensed under CC BY 4.0. To view a copy of this license, visit http://creativecommons.org/licenses/by/4... この作品はSecond Guess System(https://gamenomicon.itch.io/second-guess...)を使用しています。Second Guess System SRDはWilliam Lentzの著作物であり、CC BY 4.0 Deed(http://creativecommons.org/licenses/by/4...)に基づいて公開されています。制作の際に、有志による日本語翻訳を参考にしました。 # 用意 d20、d6 記録・メモするもの # 目的 あの子に求婚するための花束を五色の花で作る # 遊び方 d20を振る プロンプトを確認し、花の数を増減させる 花の数が5、五色の花すべて揃えられたら求婚EDへ プレイ中、出目が被った場合は花の数ではなく『矢の数』を1増やす 『矢の数』=怪物が受けた矢の数 d6を振り、『矢の数』以上ならゲーム続行 『矢の数』未満の目が出る、あるいは『矢の数』が6を越えるとゲーム終了 死亡EDを迎える d6になったのが20T以降の場合は帰還EDを迎える ## プロンプト 1.人間が仕掛けた罠にかかってしまった。抜け出すため暴れたら、持っていた花を散らしてしまった。 花-2 2.背の高い草花に紛れ、密やかに咲く白い花を見つけた。あの子の可憐さを思い出す色だ。 花+1 3.原っぱを流れる川の畔で一息入れる。あの子は村で何をしてるだろう? 4.そよぐ風に乗ってあの子の歌声が聞こえた気がする。立ち止まり、村にいるあの子を思う。 5.花を無事に持ち帰りたくて、知らず力んでいたらしい。花を潰してしまった。 花-1 6.堂々と咲き誇る赤い花を見つけた。はにかんだあの子の頬を思い出す色だ。 花+1 7.人に追われ、矢を射られ、身を隠すため森へ飛び込んだ。なぜ人間はここまで怪物を嫌うのか。なぜあの子は、あなたを慕うのか。 8.日差しが暖かい。寝そべれば昼寝ができそうだ。しかしあなたが怪物である限り、夢の中でしか実行できないだろう。 9.人間に見つかった。大声で仲間を呼んでいる。逃げる際、花を落としてしまった。 花-1 10.楚々と咲く青い花を見つけた。楽しげに笑うあの子の涼やかな声を思い出す色だ。 花+1 11.人間の声が聞こえる。あなたが森から出てきたことを警戒しているようだ。 12.あなたを心配した小鳥たちが、森から数羽やってきた。心配ないと言い聞かせ、あの子の様子を見てくるよう頼んだ。 13.ちょこまかと野を走る小さな鼠に、気づかぬうちに花を盗まれていた。自分たちの巣に使うのだろう。 花-1 14.日の光を受け誇らしげに咲く黄色い花を見つけた。おずおずとあなたに触れたあの子の手の温度を思い出す色だ。 花+1 15.茂みから人々の様子を伺う。「化ケ物メ、今日コソ退治シテヤル」「アノ子ヲ誑カシヤガッテ」人の言葉は難しい。あの子の言葉はわかるのに。 16.川の水で喉を癒やす。水面に映るあなたは当然人ならざる姿だ。あなたはなぜだか悲しくなった。 17.槍で刺された。痛みに反撃したら、血を浴びてしまった。花にも血がついている。これではあの子に渡せない。 花-1 18.日陰で幽艶に咲く紫の花を見つけた。時折あの子が見せる寂しげな眼差しを思い出す色だ。 花+1 19.ナイフを持った人間があなたに襲いかかってきた。敵うわけもないのに。花が汚れなかったことだけが幸いだ。 20.色とりどりの花々が咲いている。足りない色の花を持ち帰れそうだ。 花+2 ## ED ### 求婚ED 五色の花を持ち帰ったあなたは、不器用ながらも無事に花束を作ることができた。あの子は気に入ってくれるだろうか。そもそも、受け取ってくれるだろうか。 そわそわしていると、あの子が息を切らしてやってきた。 あなたはあの子に花束を差し出した。そして、あなたはあの子に求婚した。 さて、あなたはあの子に、何と求婚しただろう? あの子はあなたの求婚を受け入れただろうか? あなたたちがつがいになれたとして、あなたたちはそのまま森に住むだろうか? それとも、遠くのどこかへ引っ越してしまう? ここから先はあなたの想像のままだ。 難しい、もしくはランダム性がほしい場合は、以下の表を使うといいかもしれない。 #### 求婚 1/2 恥じらいながら 3/4 堂々と 5/6 自信を失いながら #### 可否 1 喜び受け入れる 2 何やら考え込んでから受け入れる 3 物憂げに受け入れる 4 喜んだものの、受け入れなかった 5 考えた末、断った 6 泣きながら断った #### 住まい 1/2 この森の中 3/4 遠くへ旅立つ 5/6 あえて村のそば ### 死亡ED 毒が回り、あなたは地面に倒れ伏した。遠くに人が話す声、金物が触れあう音が聞こえる。 ひゅ、と風を切る音が聞こえた。ど、と体に硬い物が突き刺さる。痛みはない。氷のような冷たさがあるだけだ。 とっ、とっ、とっ、と何本もの矢が突き立つ。あなたは地面に転がったまま、それを受け入れた。 いくつもの足音が近づいてくる。人の声が近づいてくる。けれどそれは、あなたの耳に届かない。 遠く、遠くに、あの子が泣いている声がした。あなたはあの子の声に耳を傾け、霞む目を閉じた。 ### 帰還ED やがて毒が回るだろう。花束を作るにも花は足りない。ただでさえ足りない花が、力の抜けていく体のせいでぽとりぽとり落ちていく。 それでもあなたは、言うことを聞かない体を引きずり、森へ戻った。あの子と約束した場所へ、足を動かした。 あの子は森で待っていた。あなたの帰りを待っていた。 花はもう、一輪しか手元にない。それをあなたは差し出した。 あなたはあの子に求婚した。あの子は何と返事をしたのだろう? 確かめる術はない。 あなたの耳はもう何の音も拾えないし、あなたの目は何も映さない。 晴れているのに、ぽたりぽたりと雨粒があなたを濡らした――ような、気がした。伏せる 短い話 2024/05/14(Tue)20:50:18
私はねぇほんとにねぇこういうのが好き。テストプレイはしたからあとは文章周りもうちょい直したら投稿しよう……。
【メモ】
・人外と人間の設定を書くターン追加
・その設定に合わせてプロンプト変えていいこと明記
・迎えたくないEDは変えてもいいこと明記
# 花摘む怪物
いつかの昔、どこかの国の片隅に、人々から恐れられる怪物がいた。怪物は孤独だった。しかしとある縁から、人間の少女と心通わせ互いに思い合うようになった。
怪物は彼女を自分のつがいにしたいと思っている。人も、獣も、思いを伝えるためには贈り物をするのが習わしだ。
あなたは見たことがある。住まいである森の外、花咲き誇るその原っぱで、人の恋人たちが花を贈っている様を。
あなたは聞いたことがある。花を喜ぶ恋人たちを見たあの子が、羨むように呟く声を。
森と村の間にあるその原っぱは、見晴らしが良く、村からも森からもよく見える。森を出て花を探すあなたを見たら、人々は「自分たちの村へ来るのでは」と恐れるだろう。あなたを村へ近づけないため――あるいはあなたという脅威を葬るため――人々は毒矢を射ってくるはずだ。
あなたはその危険を承知で、花を摘みに行くと決めた。すべてはあの子のため。己の孤独を癒やすため。
それは、よく晴れた昼日中のことだった。
# ライセンス
Second Guess System by William Lentz is licensed under CC BY 4.0. To view a copy of this license, visit http://creativecommons.org/licenses/by/4...
この作品はSecond Guess System(https://gamenomicon.itch.io/second-guess...)を使用しています。Second Guess System SRDはWilliam Lentzの著作物であり、CC BY 4.0 Deed(http://creativecommons.org/licenses/by/4...)に基づいて公開されています。制作の際に、有志による日本語翻訳を参考にしました。
# 用意
d20、d6
記録・メモするもの
# 目的
あの子に求婚するための花束を五色の花で作る
# 遊び方
d20を振る
プロンプトを確認し、花の数を増減させる
花の数が5、五色の花すべて揃えられたら求婚EDへ
プレイ中、出目が被った場合は花の数ではなく『矢の数』を1増やす
『矢の数』=怪物が受けた矢の数
d6を振り、『矢の数』以上ならゲーム続行
『矢の数』未満の目が出る、あるいは『矢の数』が6を越えるとゲーム終了
死亡EDを迎える
d6になったのが20T以降の場合は帰還EDを迎える
## プロンプト
1.人間が仕掛けた罠にかかってしまった。抜け出すため暴れたら、持っていた花を散らしてしまった。 花-2
2.背の高い草花に紛れ、密やかに咲く白い花を見つけた。あの子の可憐さを思い出す色だ。 花+1
3.原っぱを流れる川の畔で一息入れる。あの子は村で何をしてるだろう?
4.そよぐ風に乗ってあの子の歌声が聞こえた気がする。立ち止まり、村にいるあの子を思う。
5.花を無事に持ち帰りたくて、知らず力んでいたらしい。花を潰してしまった。 花-1
6.堂々と咲き誇る赤い花を見つけた。はにかんだあの子の頬を思い出す色だ。 花+1
7.人に追われ、矢を射られ、身を隠すため森へ飛び込んだ。なぜ人間はここまで怪物を嫌うのか。なぜあの子は、あなたを慕うのか。
8.日差しが暖かい。寝そべれば昼寝ができそうだ。しかしあなたが怪物である限り、夢の中でしか実行できないだろう。
9.人間に見つかった。大声で仲間を呼んでいる。逃げる際、花を落としてしまった。 花-1
10.楚々と咲く青い花を見つけた。楽しげに笑うあの子の涼やかな声を思い出す色だ。 花+1
11.人間の声が聞こえる。あなたが森から出てきたことを警戒しているようだ。
12.あなたを心配した小鳥たちが、森から数羽やってきた。心配ないと言い聞かせ、あの子の様子を見てくるよう頼んだ。
13.ちょこまかと野を走る小さな鼠に、気づかぬうちに花を盗まれていた。自分たちの巣に使うのだろう。 花-1
14.日の光を受け誇らしげに咲く黄色い花を見つけた。おずおずとあなたに触れたあの子の手の温度を思い出す色だ。 花+1
15.茂みから人々の様子を伺う。「化ケ物メ、今日コソ退治シテヤル」「アノ子ヲ誑カシヤガッテ」人の言葉は難しい。あの子の言葉はわかるのに。
16.川の水で喉を癒やす。水面に映るあなたは当然人ならざる姿だ。あなたはなぜだか悲しくなった。
17.槍で刺された。痛みに反撃したら、血を浴びてしまった。花にも血がついている。これではあの子に渡せない。 花-1
18.日陰で幽艶に咲く紫の花を見つけた。時折あの子が見せる寂しげな眼差しを思い出す色だ。 花+1
19.ナイフを持った人間があなたに襲いかかってきた。敵うわけもないのに。花が汚れなかったことだけが幸いだ。
20.色とりどりの花々が咲いている。足りない色の花を持ち帰れそうだ。 花+2
## ED
### 求婚ED
五色の花を持ち帰ったあなたは、不器用ながらも無事に花束を作ることができた。あの子は気に入ってくれるだろうか。そもそも、受け取ってくれるだろうか。
そわそわしていると、あの子が息を切らしてやってきた。
あなたはあの子に花束を差し出した。そして、あなたはあの子に求婚した。
さて、あなたはあの子に、何と求婚しただろう?
あの子はあなたの求婚を受け入れただろうか?
あなたたちがつがいになれたとして、あなたたちはそのまま森に住むだろうか? それとも、遠くのどこかへ引っ越してしまう?
ここから先はあなたの想像のままだ。
難しい、もしくはランダム性がほしい場合は、以下の表を使うといいかもしれない。
#### 求婚
1/2 恥じらいながら
3/4 堂々と
5/6 自信を失いながら
#### 可否
1 喜び受け入れる
2 何やら考え込んでから受け入れる
3 物憂げに受け入れる
4 喜んだものの、受け入れなかった
5 考えた末、断った
6 泣きながら断った
#### 住まい
1/2 この森の中
3/4 遠くへ旅立つ
5/6 あえて村のそば
### 死亡ED
毒が回り、あなたは地面に倒れ伏した。遠くに人が話す声、金物が触れあう音が聞こえる。
ひゅ、と風を切る音が聞こえた。ど、と体に硬い物が突き刺さる。痛みはない。氷のような冷たさがあるだけだ。
とっ、とっ、とっ、と何本もの矢が突き立つ。あなたは地面に転がったまま、それを受け入れた。
いくつもの足音が近づいてくる。人の声が近づいてくる。けれどそれは、あなたの耳に届かない。
遠く、遠くに、あの子が泣いている声がした。あなたはあの子の声に耳を傾け、霞む目を閉じた。
### 帰還ED
やがて毒が回るだろう。花束を作るにも花は足りない。ただでさえ足りない花が、力の抜けていく体のせいでぽとりぽとり落ちていく。
それでもあなたは、言うことを聞かない体を引きずり、森へ戻った。あの子と約束した場所へ、足を動かした。
あの子は森で待っていた。あなたの帰りを待っていた。
花はもう、一輪しか手元にない。それをあなたは差し出した。
あなたはあの子に求婚した。あの子は何と返事をしたのだろう? 確かめる術はない。 あなたの耳はもう何の音も拾えないし、あなたの目は何も映さない。
晴れているのに、ぽたりぽたりと雨粒があなたを濡らした――ような、気がした。伏せる