いつの時代だか、プルメリアという娘がおりました。プルメリアが住んでいたのは、そこそこ大きな国の、そこそこ小さな領地の、それなりに広い森のそば。 プルメリアは領主の一人娘でした。森のそばにある大きな屋敷が、父である領主の住まいです。 小さな領地ですが、ささやかな諍いすらない平和な土地でした。贅沢さえしなければ、それなりにのんびりと暮らせる場所です。お陰でプルメリアも、貴族の娘と思えぬほど伸びやかに育ちました。 プルメリアは貴族の娘らしく習いごとをしたり、よその貴族とおしゃべりに花を咲かせたりすることが苦手でした。一人でぼんやり、風の音や木々の葉が擦れ合う音に耳を澄ませているのが好きでした。 だからプルメリアは、お屋敷を抜け出しては一人で森へ行きました。森はいつでも静かで、自分の足音ばかり大きく響きます。遠く、微かに小鳥の囀る声が聞こえるくらいです。 プルメリアのお気に入りは、森の奥深くにある泉です。水は冷たくきれいで、周りには花がたくさん咲いています。プルメリアはここまでたどり着けたら、服が汚れるのも構わず泉に足を浸します。 たどり着けたら、というのは、プルメリアの父がすぐさまプルメリア捜索隊を森へ寄越すからです。 この森には、一本角の獣が住んでいました。人々はそれを|一角獣《ユニコーン》と呼びます。一角獣は清らかな乙女こそ襲わないものの、気性が荒く、出会せば人死にが出る恐ろしい魔物です。 屈強な男たちによって見つけられたプルメリアは、連れ戻され、父の前へ引き渡されます。小さくなるプルメリアを見て、父はいつも、困った顔をします。
「いいかい、プルメリア。いつも言っているだろう? 森には――」 「一角獣がいるから入っちゃだめ」 「そう。その通り」 「でも清潔な女の子は襲われないって」 「うーん、うん……そうだね……そうだけどねぇ、プルメリア」
プルメリアは少し勘違いをしていましたが、襲われないのは事実です。
「プルメリアが襲われなくても、プルメリアを探して森へ行った人は、出会ってしまえば襲われるんだ。私だって、プルメリアが森へ入ったと聞けば胃と胸が痛くなるほど心配になる。ほらご覧、父の手を。こんなに震えて手汗もびっしょり……」
そうやって切々と訴えられれば、プルメリアは「ごめんなさい」と謝り脱走しないと誓うほかありません。けれど数日もすれば、プルメリアはまたお屋敷を抜け出します。けれどプルメリアが真に森へ行くのをやめることはないのです。だってどうしても、お屋敷の中は息苦しいのですから。 プルメリアが十になった年、母が病死しました。それから父は、自分が死んだ後のプルメリアをとても心配するようになりました。
「私まで死んでしまったら、あの子はどうなる? 父も母も後ろ盾もなく、教養も礼節もない女の子を、誰が支え守ってくれる?」
そんな奇特な者はいないだろう。だからこそプルメリアにはふさわしい教養を、ふさわしい礼節を、そしてふさわしい婿を! そう願うばかりに、父はプルメリアに特別厳しい家庭教師を宛がいました。遠縁の貴族たちを度々呼んではお茶会を催し、プルメリアに社交性を学ばせました。 けれどプルメリアは、すぐ飛んでくる鞭をどうしても好きになれません。お茶会の場で、きれいな言葉に巧みに混ぜ込まれた悪意や害意を受け流せません。 父が自分を心配する気持ちを、プルメリアはよくわかっていました。けれどプルメリアの痛みや苦しみを、父は知りません。だからプルメリアは森へ逃げ込み、迎えを寄越されるまで一人の時間を楽しむのです。 そんなプルメリアに継母ができたのは、十三になった年でした。
「仲良くしましょうね、プルメリア」 「はい、セリンセ様」 「いやだわ、お母様と呼んでちょうだい」 「はい、お母様」
継母セリンセは、きれいな人でした。家庭教師と同じ、芯の強そうな、自分の正しさを疑わない目をしていました。父が再婚した日、プルメリアは一人でちょっぴり泣きましたが、誰もそれを知りません。 プルメリアの涙を誰も知らないように、継母が出会ったその日からプルメリアを疎ましく思っていることも、誰も知りませんでした。
「ああ、いやだ、いやだ。前妻の子なんて、それも前妻そっくりの女の子だなんて!」
プルメリアは、父が愛した母そっくりの女の子です。厳しい教育を施しているとはいえ、父はプルメリアを、目に入れても痛くないほど溺愛しています。それはもう、後妻の継母が、自分なぞただのお飾りであると錯覚するほどに。
「いずれ私は領主の子を産む。なのにあの子がいると、いつまでも領主様の愛を独り占めしてしまう。私の産んだ子が、半分も愛してもらえない。私の産んだ子が、半分の財産しかもらえない」
継母は、前妻そっくりのプルメリアを受け入れられませんでした。それでも継母は、疎ましさをおくびにも出さずプルメリアと接しました。厳しくも優しい母を演じ、父や使用人たちの信頼を獲得してみせました。 彼女が大人しくしていたのは、ほんの一年そこらのことでした。 継母は懐妊しました。性別はまだわかりません。まだまだ、お腹も膨らんでいません。けれど自分が領主の子を宿したと、継母は確信しました。そして腹の子のためにと、|継子《プルメリア》を殺す決意を固めました。 プルメリアを亡き者にするため、継母は毒を用意しました。飲み物によく溶け、飲めばすぐに血を吐き倒れるような毒です。もちろんそんなもの、お屋敷の中で飲ませられません。継母はプルメリアを森で殺すつもりでした。森ならば、毒のあるものを食べたと言い繕えるからです。 自分が毒を盛られるとも知らず、その日もプルメリアは森への脱走を図りました。プルメリアの脱走経路を熟知する継母は、毒入りのお茶を携えプルメリアを待ち構えました。
「こら、プルメリア」 「きゃあ、お母様!」
継母は、外へ飛び出そうとするプルメリアを見事に捕まえました。プルメリアは驚き、怯えました。家庭教師に引き渡されれば、手の甲を強かに鞭で打たれます。けれどその日の継母は、プルメリアを外へ逃がしました。
「逃げたいときもあるわよね。私も子供の頃は、つらかった、あなたの気持ちもわかるわ、プルメリア」
そう言って、毒入りのお茶を持たせました。
「お父様や先生たちには上手く言ってあげるから、今日だけはのんびりなさい。でも明日からは、きちんと勉強するのよ」
明日なんて迎えさせないつもりなのに、そんなことを言って森へ送り出しました。
「ありがとう、お母様!」 「気をつけてね」
可哀想なプルメリア! 持たされたお茶に毒が入っているとも知らず、健気にもお礼を言って森へ駆けてゆきました。 プルメリアが森へ入ると、いつも静かな森が、少しだけ落ち着かないのを感じました。ひそひそ、ざわざわ、遠くで近くで、誰かが話している気配がします。けれど言葉は何一つ聞こえなくて、ただ何かが、誰かが、話していると気配が漂うだけです。 不思議に思いながら、プルメリアはお気に入りの泉へ向かいました。泉はいつもの通り静かで、風すら吹かず、とても穏やかな水面を見せてくれていました。 泉の畔に腰を落ち着け、プルメリアはそっと泉に足を浸しました。走ってきたせいで、すっかり喉が渇いています。プルメリアは、継母から持たされたお茶を飲むことにしました。口をつけようとした瞬間、遠くから小鳥が鋭い鳴き声を響き渡らせましたが、プルメリアは手を止めはしませんでした。 飲み終えてすぐ、プルメリアは妙な苦みを覚えました。続いて焼け付くような痛みを、胃の腑の辺りで感じました。息ができないと気づいたときには、プルメリアは腕を下にして倒れていました。 世界がぐるぐる回ります。眩しくなったり、暗くなったり、まるで朝と夜が目まぐるしく入れ替わっているかのよう。
――ああ私、死ぬんだ。死んだら私、お母様の元へ行けるかしら。
プルメリアが死を覚悟した瞬間、耳が痛いほど明るい声が響き渡りました。
「おめでとうございます!」 「あなたは見初められました!」
現れたのは、妖精でした。しかし彼らが持つのは、蝶々の羽ではなく蠅の羽。本当に妖精か怪しいところですが、プルメリアにそんなこと確かめる余裕はありません。 妖精たちは明るく、楽しげにプルメリアを言祝ぎました。
「この森の主である一角獣が、あなたを妻にと望んでいます!」 「けれど望まない結婚は本意ではないとのことです」 「結婚しますか、しませんか?」 「承諾された場合、盛られた毒を浄化すると仰っています」
――する、結婚でも何でもするから、助けて!
声も出ないプルメリアは、残る力を振り絞り、弱々しくうなずきました。妖精たちが「わかりました!」と手を叩くと、いつの間にか泉の水面に、一角獣が佇んでいました。 美しい白馬でした。青いたてがみと金の角がなければ、領主である父どころか王様ですら自分の愛馬にと望んだでしょう。 水面を歩き、一角獣はプルメリアへ近づきます。牛より大きな体だというのに、水面は揺れもしませんでした。
「二言はないね、プルメリア」
穏やかで優しい声が、念を押します。プルメリアが目だけでどうにかうなずけば、一角獣は角を泉に角を泉に浸しました。すると、泉は|黄金《こがね》色に輝きました。
「これをお飲み」
瞬きするのがやっとのプルメリアに、起き上がる力なんて残されていません。気を利かせた妖精たちが、プルメリアの口元へ水を運びました。 金に輝く水を飲んだ途端、プルメリアは体がスッと軽くなるのを感じました。痛みもありません。世界は落ち着きを取り戻し、穏やかな日差しがプルメリアを温めます。 プルメリアがすっかり元気になったのを見て、一角獣は金の角をぽきりと折りました。
「持っておゆき、未来の花嫁。時が来れば迎えにゆくから、それまではこれで、継母の謀りを凌いでおくれ」 「お母様のこと、知ってるの?」 「知っているよ。私はいつも、きみを見ていたから」 「あら恥ずかしい」
脱走中のはしたない姿まで見られていたと知り、プルメリアは頬を染め恥ずかしがりました。そんなプルメリアに微笑みかけ、一角獣は姿を消しました。現れたときと同じ、瞬きの間のことでした。
「それでは気をつけてお帰りくださいませ、プルメリア様!」 「我らが森の主の花嫁、道中転んだりなさいませんよう落ち着いて!」 「もう、止してちょうだい。走ったりしないわ、見られてるってわかったんだもの」
一角獣の角は、毒を察知し浄化する。そんな噂をプルメリアは知っていました。それが事実であることまでは知りませんでしたが。 その日、森から戻ったプルメリアを見て、継母は目を丸くしました。けれど父の手前、すぐに心配する母親の顔を繕います。プルメリアは継母の表情の変化を見て、悲しく思いました。そして自分はまた毒を盛られるのだと、確信してしまいました。 夕食の席。プルメリアはこっそり、自分の飲み物や食事を一角獣の角で突いてみました。すると器の中身は一瞬輝き、すぐにまた元に戻りました。
「プルメリア、何をしてるの?」
継母に見咎められ、プルメリアはすぐさま角を隠し「ごめんなさい」と取り繕います。
「ちょっと、ぼんやりしていたの。森ではしゃぎすぎたみたい」 「明日こそ脱走しないでおくれ、プルメリア。私の胃も胸も張り裂けそうだ」 「ごめんなさい、お父様」 「謝るよりも、きちんと食事をなさいな。健やかな体は料理からですよ」
昼間の苦しさを思い出すと、手を伸ばすのはためらわれます。けれど継母や父に見られている今、食べないわけにはいきません。
「浄化されたから大丈夫、解毒されたから大丈夫……」
二人に聞こえないよう自分に言い聞かせ、プルメリアは恐る恐る、料理を口へ運びました。 いつもの味、いつもの舌触り、いつもののどごし。普段と何一つ変わらない料理です。飲み物も、いつも通りでした。 ほっとしたプルメリアは、隠した角へ目をやりました。角は黒ずみ、粉となって消えました。プルメリアは「あっ」と声を出したいのを堪え、どうにか食事を終えました。 うーん、と声を上げたのは、自室へ戻る道中です。
「一角獣の角って、使うとすぐに消えてしまうのね。それじゃあどうやって、これから毒を防げばいいのかしら」
悩みながら部屋に戻ったプルメリアは、ベッドの上にころりと転がる角を見つけました。
「あら」
転がるのは、銀色の角です。それも、二本も! 色こそ違いますが、独特のねじれ具合は一角獣のもので間違いないでしょう。部屋を見回しても、プルメリア以外誰もいません。プルメリアは窓を開け、森の方角へこっそり礼を言いました。
「ありがとう、未来の旦那様。これで明日も安心して食事ができるわ」
これで一安心、とプルメリアはぐっすり眠ることができました。 その翌日です。朝食を終えたプルメリアは、部屋へ戻って驚きました。ベッドの上に、今度は三本の角が転がっていたのです。
「あら、あら、まあ。一角獣さんったら、この角、どうしたのかしら。色が違うけど、生えたばかりの角? それとも、誰か別の|獣《ひと》の角?」
命を狙われている身です。驚きはすれど、受け取らないという選択肢はありません。来る日どころか食事を終えるたびベッドへ置かれる角を、プルメリアはチェストへ大事に仕舞い込みました。
「減らないわねぇ」
一角獣と出会って四日目にして、すでにチェストはいっぱいです。それでも|銀《しろがね》の贈り物は続きます。
「今度、お父様に新しいチェストをお願いしなくっちゃ」
蓋を跳ね返そうとする角をどうにか押し込んで、プルメリアは「それにしても」と一息つきました。
「一角獣なのに、どうしてあの|獣《ひと》は何本も角があるのかしら」 「それはですねえ!」 「わあ、びっくり」
突然現れた妖精に、プルメリアは驚き声を上げました。妖精はきゃっきゃと嬉しそうに笑うと、プルメリアに銀の角を渡しました。今まで角を運んでいたのは、この妖精たちのようです。
「我らが森の主は、よその森へ赴き角狩りをなさっているのです!」 「あなた様のために、たくさんの角を用意されるようですよ」 「まあ、どうして?」 「支度金の代わりも兼ねております」 「我らが主は獣ですので、金品を持っておりませんからね!」
支度金と聞き、プルメリアは納得しました。道理で、何本も贈られてくるわけです。
「不要な分はどうぞ、売って金銀宝石その他財産に変えてくださいませ」 「そんなもったいないことしないわ。角を折られたよその一角獣が気の毒だわ」 「お優しい花嫁様!」 「でも折れたものは仕方ありません」 「明日からは控えるよう進言してみましょう!」 「ご不要の分はどうぞ、使うなり売るなりご自由になさってくださいませ」
ご自由にと言われ、プルメリアの頭に浮かんだのは父の顔でした。貴族である父も、毒殺の危険はあるはずです。父が少しでも健やかに穏やかに生活できるようにと、プルメリアは一角獣の角を父へ分けました。 喜ぶ父が出所を聞きましたが、プルメリアは濁すだけで答えません。可愛い愛娘に、父も答えを無理強いしません。抱きしめキスの嵐を贈る父に、プルメリアははにかみました。 そんな様子を見て、継母一人が歯軋りをしていました。
「このままじゃいけない。私の子が、あの人との子が、得られるものも得られなくなる」
継母はもう、毒なんかに頼るのをやめました。言い訳なんて考えません。ただただ頭にあるのは、憎き前妻の娘を消すことばかりです。 雇って日の浅い使用人を呼び出した継母は、金と宝石で継子の暗殺を命じました。若き使用人は妻と子に財産を作るため、純粋無垢なプルメリアへ刃を突き立てることを受け入れました。 その夜、使用人はこっそりとプルメリアの寝室に忍び込みました。手には質素なナイフを握っています。可哀想なほどに震える手が、プルメリアの胸へ切っ先を向けます。
「ごめんなさい、お嬢さん。ごめんなさい、ごめんなさい」
謝りながら、使用人はナイフを振り上げました。凶刃が振り下ろされるそのときです。どかんと大きな音がして、プルメリアの寝室の壁が壊されました。 壁を壊した何かはそのまま突進し、使用人の体を刃ごと弾き飛ばしました。壁を壊し飛び込んできたのは、青のたてがみと金の角を持つ一角獣でした。
「我が花嫁に何をする」
鼻息も荒く怒り狂う一角獣は、そのまま使用人を突き殺そうとします。それを止めたのは、物音に飛び起きたプルメリアでした。
「いったい何があったの? どうして壁が壊れているの?」
突進を止めた一角獣は、ベッドの上で慌てふためくプルメリアを振り返り微笑みました。
「遅くなってすまない、我が花嫁。近場の角を狩りすぎて、遠くまで足を伸ばしていたんだ」 「いえ、そうじゃなくて……」 「不届き者の息の根を止めてから、ゆっくり話そう」 「待って! やめて! その人まだ、奥さんと赤ちゃんを育ててるのよ。可哀想だわ!」 「優しいね、我が花嫁。それじゃあこいつを見逃す代わりに、きみをさらってしまおうか」
あっさりと引き下がった一角獣は、プルメリアのベッドのそばまで行くと、その場で膝を折り傅いた。
「支度金は足りないかもしれないが、もうこんな場所にきみを置いておけない。どうか私と、森へ来てくれないか?」
使用人の手にあるナイフを見て、それから一角獣を見て、プルメリアはうーんと考え込みました。父は愛してくれますが、継母は何度だって命を狙ってくるでしょう。それはとても悲しくて、つらいことです。 プルメリアは一角獣のたてがみに手を伸ばし、一つだけ尋ねました。
「私、鞭で打たれるのが嫌いなの。あなた、私に家庭教師を宛がわない?」 「もちろん。一日中、小鳥や小動物、私と戯れて過ごそう」 「わあ、じゃあ私、あなたと森へ行くわ!」 「ああ、よかった。そうと決まれば話は早い」
ユニコーンはプルメリアを背に乗せると、壊した壁を飛び出して、森へ向かって颯爽と走り出しました。 派手な破壊音に目覚めた家族がやってきたときには、一角獣とプルメリアはすでに遠くでした。 使用人から顛末を聞いた父が捜索隊を森へやっても、誰も森へ入れません。足を踏み入れても、気づけば森の外に立っているのです。 森の外から父が懇願しても、心を入れ替えた継母が泣いて謝っても、一角獣の住まう森へ入れる人間は誰もいませんでした。 やがて森に近づく人間はいなくなり、その森は〝入らずの森〟と呼ばれるようになりました。一角獣の花嫁がどんな暮らしをしているか、それは誰も知りません。けれど時折聞こえる楽しげな笑い声が、円満な夫婦生活を証明しているでしょう。 その森はいつまでも、いつまでも、平和なまま今も残っているそうです。