夜を奔る花嫁
ライセンス表記
This is a Princess Sword game, based on Anna Anthropy’ s Princess with a Cursed Sword, available at w.itch.io.
規約
遊ぶ前に必ず利用規約に目を通してください。遊んだ時点で規約に同意したものと見なします。
はじめに
あなたは今夜、 山の神と呼ばれる化け物に嫁ぐ生贄です。
しかし、 あなたは諦めていませんでした。
闇に紛れて屋敷を抜け出し、 迎えに来てくれた恋人の手を取って、 二人で山を駆け下ります。
背後からは、 怒り狂った化け物の気配と、 松明を持った村人たちの足音が迫ります。
豪華な打ち掛けは重く、 慣れない草履は走るのに邪魔です。
逃げ切るためには、 それら花嫁の証を一つずつ捨てていかなければなりません。
必要なもの
- タロット
- コイン 2 枚
- 日記帳
キャラクター作成:愛の逃避行
- 化け物の正体
あなたを娶ろうとしている神の正体は何ですか? (大蛇、 鬼、 無数の蟲の集合体など) - 恋人との約束
迎えに来てくれた彼 (彼女) は、 どんな武器や道具を持っていますか? (鍬、 奪った日本刀、 あるいはただの提灯) - 花嫁の枷
あなたは今、 豪華絢爛な白無垢姿です。
以下の 5 つの 【花嫁道具】 を日記の端に書き出してください。これがあなたの身代わりになります。
【花嫁道具リスト】
- 重たい打ち掛け
- べっ甲の簪
- 厚底の婚礼草履
- 白無垢の帯
- 護り刀
ゲームの進行:逃走の道
カードを引くたびに、 二人は山道を駆け下ります。
カードは 「迫りくる追手」 や 「逃走の障害」 を表します。
- ソード : 村人たちの包囲
「逃がすな!」 という怒号、 松明の列、 罠。かつての隣人たちが、 今は鬼の形相で道を塞ぎます。 - ワンド : 山の悪意
不気味に動く木の根、 崩れる足場、 化け物の咆哮。山そのものが、 生贄を逃がすまいと牙を剥きます。 - カップ : 迷いと誘惑
「戻れば助かるかもしれない」 という恐怖、 過呼吸、 あるいは化け物が見せる甘い幻覚 (洗脳)。 - ペンタクル : 恋人の手
彼が手を引いてくれる力強さ、 一瞬の隠れ場所、 泥だらけの顔で励まし合う体温。
(※このスートが出た時だけは、 少し息をつくことができます) - 大アルカナ : 化け物の急接近
すぐ背後にまで迫る巨大な影。絶体絶命の瞬間。
判定:泥濘を駆ける
障害を突破し、 追手を振り切るためにコインを投げます。
修正(コインの枚数)
- 1 枚 :
花嫁衣装の重さに足を取られながら、 必死に走るなら。 - 2 枚 :
強く恋人の手を握りしめ、 二人三脚で挑むなら。 - 2 枚 :
判定の前に花嫁道具を一つ選び、 自ら捨てて身軽になるなら。
(「こんなもの!」 と草履を蹴り捨てて、 裸足で土を踏みしめるのです)
結果の解釈
- 表が 0 枚 : 追いつかれる (身代わり)
化け物の爪が、 あるいは村人の手があなたに届く!
あなたは捕まるのを避けるため、 残っている 【花嫁道具】 を一つ、 囮として捨てなければなりません。
(例 : 「打ち掛けを脱ぎ捨てて、 化け物に被せて目眩ましにした!」)
※もし捨てる道具がもう残っていない場合、 あなたは連れ戻されます (バッドエンド)。 - 表が 1 枚 : ギリギリの逃走
着物の裾が破れ、 肌に傷を負いながらも、 なんとか距離を保つ。泥だらけだが、 まだ走れる。 - 表が 2 枚 : 一筋の光
見事な連携で追手を出し抜く。里の灯りが見えてくるかもしれない。
終幕:夜明け
終了条件:
システム的な明確なゴールはありませんが、 以下のいずれかの時に筆を置いてください。
- 「花嫁道具」 を全て捨てきった時 (推奨)
あなたはもう 「神の花嫁」 ではありません。ただの 「愛する人の伴侶」 です。何も縛るものはありません。 - プレイヤーが 「逃げ切れた」 と確信した時
鳥居をくぐって俗世へ出た、 あるいは朝日が昇って化け物が消えた時。 - 花嫁道具がなくなり、 捕まった時 (バッドエンド)
結末の選択(逃げ切った場合)
- 選択肢 A : 駆け落ち
二人は村には戻らず、 名前を変えて遠い町へ行く。二度と故郷の土は踏めないが、 繋いだ手は温かい。 - 選択肢 B : 対峙
全てを脱ぎ捨てたあなたは、 護り刀 (あるいは恋人の武器) で化け物を刺す。
呪いは解けるかもしれないし、 相打ちになるかもしれない。
このルールのポイント
アイテム=HP
「花嫁道具」 があるうちは、 捕まっても身代わりにして逃げられます。
逆に言えば、 道具が減っていくほど 【死】 が近づく恐怖があります。捨てる=強くなる
判定前に 「自ら捨てる」 ことでコインを増やせるルール (能動的破棄) と、 失敗して 「捨てさせられる」 ルール (受動的破棄) があります。
「草履なんて捨てて裸足で走ったほうが速い!」 と自分で決断するシーンは、 めちゃくちゃかっこいいはずです。ビジュアルの変化
最初は白無垢の美女だったのが、 最後には髪は振り乱れ、 着物は下着同然、 裸足で泥まみれになります。
その姿こそが、 生きようとする人間の美しさではないでしょうか。