タロットの庭の散策者
ライセンス表記
This work is based on the Journey system (found at https://zivawrites.itch.io/journey-tarot-srd), from Ziva McPherson and licensed for use under the Creative Commons Attribution 3.0 Unported license.
規約
遊ぶ前に必ず利用規約に目を通してください。遊んだ時点で規約に同意したものと見なします。
イントロダクション
心がざわざわして落ち着かないとき。あるいは、 自分の本当の気持ちがわからなくなったとき。
少しの間だけ現実を離れて、 【タロットの庭】 を散歩してみませんか?
そこは、 あなたの心が映し出される不思議な鏡の世界です。
準備
- タロット
- お気に入りのノートとペン
- 静かな時間 (15 分程度)
遊び方
【ステップ0. 入園の儀式】
カードをよくシャッフルしながら、 大きく深呼吸を 3 回してください。
そして、 今あなたの心にある 【ざわざわ】 や 【モヤモヤ】 を、 そっとテーブルの端に置いておくイメージを持ちましょう。
(ノートに 「今、 気になっていること」 を一言だけメモしても構いません)
【ステップ1:風景に溶け込む】
山札からカードを 1 枚引きます。
これは、 あなたが今足を踏み入れた 「タロットの世界」 の風景です。
カードの絵柄やスートを見て、 その場所を想像し、 ログに書き留めてください。
- カップ (水) : 静かな湖畔、 雨の降る古都、 霧の立ち込める海。
- 問い : 空気は湿っていますか? 水面には何が映っていますか?
- ワンド (火 ・ 木) : 陽の当たる森、 暖炉のある小屋、 燃えるような夕焼け。
- 問い : そこは暖かいですか? どんな植物やエネルギーを感じますか?
- ソード (風 ・ 空) : 風の吹き抜ける丘、 雲の上の城、 静寂に包まれた雪原。
- 問い : 風はどんな音を立てていますか? 遠くに何が見えますか?
- ペンタクル (地 ・ 金) : 美しい庭園、 厳かな洞窟、 賑やかな市場の片隅。
- 問い : 足元の感触はどうですか? どんな香りがしますか?
- 大アルカナ : 不思議な法則が働く異世界。重力のない場所や、 色が反転した世界など。
- 問い : この世界で、 あなたの身体はどのように感じますか?
ログの書き出し例 : 「私がたどり着いたのは、 静かな雨が降り続く古い図書館のような場所 (カップの絵柄から連想)。空気はひんやりとしていて、 古本の匂いがする……」
【ステップ2:住人との対話】
その風景の中を歩いていると、 誰か (あるいは何か) に出会います。
2 枚目のカードを引いてください。
そのカードに描かれている人物、 動物、 あるいは象徴物は、 あなたの 「内なるガイド」 です。
ガイドは言葉を話さないかもしれません。ただ、 あなたに 「何か」 を問いかけたり、 見せてくれたりします。
- 明るいカード/優しそうな人物 : あなたを励まし、 肯定してくれる存在。
- 問い : その人はあなたにどんな優しい言葉をかけてくれましたか?
- 暗いカード/怖い怪物 : あなたの不安や恐れの形。でも、 ここでは危害を加えません。
- 問い : その存在は、 何を守ろうとしてそこに佇んでいるのでしょうか?
- 抽象的なカード (エースなど) : 象徴的なオブジェ。
- 問い : それをじっと見つめていると、 どんな感情が湧いてきますか?
ログの書き出し例 : 「書架の影に、 一匹の猫 (ワンドのクイーンの黒猫から連想) が座っていた。猫は私を見ると 『そんなに急いでどこへ行くの?』 と目で問いかけてきた気がする……」
【ステップ3:ギフトを受け取る】
散歩の終わりが近づいてきました。
ガイドは別れ際に、 あなたに一つの 【ギフト (お土産)】 を手渡してくれます。
それは今のあなたに必要な 【ヒント】 やお守りです。
3 枚目のカードを引いてください。
- スートや絵柄から連想するアイテム :
- カップ→ 「聖水が入った小瓶 (癒やし)」
- ソード→ 「銀色の羽ペン (思考の整理)」
- ワンド→ 「消えない種火 (やる気)」
- ペンタクル→ 「重みのある鍵 (解決策)」
- 大アルカナなら : 抽象的な概念や 「祝福」。
ログの書き出し例 : 「猫は去り際に、 足元にあった 『金色のコイン (ペンタクル)』 を私の方へ弾いた。拾い上げるとずっしりと重く、 『地に足をつけて』 と言われた気がした」
帰還(Ending)
3 つのログを書き終えたら、 ノートを閉じます。
最後に引いた 【ギフト】 は、 イメージの中でポケットにしまってください。(実際にポケットへ入れなくても大丈夫です。心のポケットに入れましょう)
現実に戻ったあなたのお守りになります。
もう一度深呼吸をして、 目を開ければゲーム終了です。
実際のプレイログのイメージ
(ざわざわした気持ちで始めたプレイヤーが書くログの完成形)
日付 : 11 月○日 今の気分 : 焦り、 不安
Step 1 : 世界 (ソードの 3) 灰色の雲が垂れ込める、 嵐の後のような荒野に立っていた。心臓に刺さるような冷たい風が吹いているけれど、 不思議と痛みはない。むしろ、 熱を持った頭を冷やしてくれるようだ。
Step 2 : 出会い (隠者) 遠くの岩場に、 ランプを持った老人が立っていた。彼は私を導くでもなく、 ただそこで足元を照らしている。それを見て、 「焦って答えを探さなくていい、 ただ今ここを見ればいい」 と言われた気がした。
Step 3 : ギフト (カップのエース) 老人がランプを掲げると、 そこから水が溢れ出し、 盃になった。私はその水を受け取る。それは 「自分への許し」 のように見えた。これを飲んで、 少し休もうと思う。
Conclusion: 今日はもう考えなくていい。お風呂に入って寝よう。