怪異に神に連れ去られ
ライセンス
Second Guess System by William Lentz is licensed under CC BY 4.0. To view a copy of this license, visit http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
この作品は Second Guess System を使用しています。Second Guess System SRD は William Lentz の著作物であり、 CC BY 4.0 Deed に基づいて公開されています。制作の際に、 有志による日本語翻訳を参考にしました。
規約
遊ぶ前に必ず利用規約に目を通してください。遊んだ時点で規約に同意したものと見なします。
イントロダクション
怪異か神様かそんな存在の人外に連れ去られそうになるから耐えるよう頑張る (けど本当に耐えるか耐えきれるかはあなた次第の) 人外→→→人間執着ソロジャーナルシナリオです。
必要なもの
- 20 面ダイス(d20)
- 記録するもの
- あなた (PC)
おしえて あなた(PC)のこと
なまえは なぁに?
ほんとのなまえ おしえてね
すきな もの こと なぁに?
たくさん たくさん おしえてね
きらいな もの こと なぁに?
なんでも なんでも おしえてね
いきたいばしょ どこ?
そうか そうか うんうん
いきたくないばしょ どこ?
そうなのか ふむふむ
すきなひと だぁれ?
ききたくない けど しりたいな
きらいなひと だぁれ?
いいこ いいこ ありがとう
縁を結んでしまったね
家路の半ば、 呆然と立ち尽くすあなたに声をかける人がいます。その人はお祓いを生業としているようですが、 どんな人でしょう?
- お兄さん
- お姉さん
- おじさん
- おばさん
- おじいさん
- おばあさん
その人は、 あなたがとんでもなく厄介な存在に目をつけられたことを告げました。今夜にも、 あなたの部屋へ〝あれ〟は来るらしい。そして七夜かけて、 あなたを向こうへ誘おうとする。今から寺なり神社なり教会に駆け込んでも間に合わない。魅入られてしまってはもう遅い。あなたは自室で、 震えて待つしかない。
見てしまったからにせめて……と、 その人はあなたのために一枚のお札を書いてくれました。その人が持ちうるすべての力を込めた札です。札を握り立ち尽くすあなたの背を、 その人はそっと押しました。申し訳なさそうに、 悲しそうに、 あなたの無事を祈ってくれました。
あなたに見入った〝あれ〟が来る家へ、 さあ、 帰りましょう。
遊ぼうね
手順は以下です。
- PC 作成
- 夜を迎える
- 部屋から出るなら END1 へ
- 部屋から出ないなら d20 を振る
- 出目が被ったらお札を一枚消費する
- 朝を迎えられたらまた次の夜へ
- お札がなくなり朝を迎えられなかったら END2 へ
- 七夜を越えて朝を迎えられたら END3 へ
あなたを狙う人外
怪異か神様か定かではない、 とにかくあなたが縁を結んだ人外の者。甘い言葉であなたを誘います。二度三度と同じ言葉を繰り返すことであなたの抵抗力を失わせます。
* 出目が被ると お札を消費するよ* お札が全部なくなって 出目が被ったら END2 を迎えるよ
どんなやつ?
この人外が何者か、 どんな姿かは、 あなた次第です。全部自分で決めるのは味気ない、 想像のきっかけがほしい、 という場合は以下から決めてください。
見た目
- 人っぽい
- 獣っぽい
- 爬虫類っぽい
- 植物っぽい
- 海産物っぽい
- 無機物っぽい
怪異か神様か
コインか d2 で決めてください。決めないのもありです!
お札
言葉であなたを惑わせる人外の者から守ってくれます。一枚しかありません。一度だけしか、 人外の言葉から守ってくれません。
* お札がなくなると 人外の甘言に抵抗できず 人外を招き入れちゃうよ* お札がない状態で 出目が被ったら END2 を迎えるよ
できたらやってみてね
{文字列} はプレイする時かログをまとめる時にでもあなた (PC) の好きなもの ・ こと ・ 人、 嫌いなもの ・ こと ・ 人、 行きたい場所 ・ 行きたくない場所に置き換えると臨場感が出るかもしれないよ! 脳内で置き換えてプレイしてくれてももちろんいいよ!
夜を迎える
あなたが縁を結んだ〝あれ〟がやってきた。部屋から出る? 出ない?
* 選ぶのはあなたの自由* 天に任せたいなら d20 を二回振って ぞろ目が出たら開けることにしよう
部屋から出る
END1 へ
部屋から出ない
- どうして出てきてくれない、 と外にいる何かが泣いている
- {あなたの好きな人} の声が、 {あなたの行きたい場所} へ行こうと誘う
- 外にいる何かが、 一緒に {あなたの好きなこと} をしようと外へ誘う
- 外にいる何かが猫撫で声で、 {あなたの好きなもの} をあげようと外へ誘う
- 外にいる何かが、 {あなたの嫌いな人} を××したから見てくれと外へ誘う
- {あなたの好きな人} の声が、 あなたの名を一晩中呼ぶ
- 外にいる何かが、 こっちへ来れば {あなたの嫌いなこと} なんかもうしなくていいと誘う
- 扉を揺する音と、 開かない、 開かない、 と苛立った声が止まない
- 扉が、 壁が、 窓が、 止むことなく叩かれ続ける
- 足音――と呼べるか定かではない音――が近づいては遠ざかり、 遠ざかっては近づいてくる
- 外にいる何かがあなたを呼ぶ声が止まない
- 外にいる何かが、 こっちへ来れば {あなたの行きたくない場所} へ二度と行かなくていいと誘う
- 扉を壊そうとする音が止まない
- 外にいる何かが、 虫の声がきれいだからと外へ誘う
- 外にいる何かが、 気持ちのいい夜風が吹いているよと外へ誘う
- いない、 いない、 と恨めしげに呟く声が止まない
- 外にいる何かが、 こっちへくれば {あなたの嫌いなもの} なんかないよと誘う
- 扉を引っ掻く音が止まない
- 外にいる何かが、 月がきれいだからと外へ誘う
- 外にいる何かが、 あなたを {あなたの行きたい場所} へ連れて行ってあげようと誘う
朝を迎える
夜が明けた。あなたの手にお札は何枚残っただろう? 確認して、 次の夜に備えよう。七夜を過ぎたなら END3 へ
END
1『夜』
あなたは自ら部屋を出て、 〝あれ〟の前へ姿を現した。〝あれ〟がどれだけ喜んだか。大喜びの〝あれ〟があなたをどうしたか。その結果、 あなたがどうなったか。さてそれは、 あなたしか知らないこと。でもきっと、 あなたが望んだ結末を迎えたのでしょうね。だってあなたは、 自ら望んで部屋を出たんですから。
2『夜更け』
札がなくなり、 あなたは〝あれ〟の甘言に抵抗できなくなった。「開けて」 「出ておいで」 「ここを開けて」 「こっちへおいで」 あなたはふらふらと扉に近づき、 外の〝あれ〟を中へ招き入れてしまった。あなたに招かれた〝あれ〟がどれだけ喜んだか。あなたに受け入れられたと勘違いした〝あれ〟があなたをどうしたか。それはあなた以外が知るわけもない。同情はしません。あなたが〝あれ〟と縁を結んでしまったんですからね。でも少し、 ほんの少し、 お気の毒と哀れんであげてもいいです。〝あれ〟に目をつけられてしまったのですからね。〝あれ〟はあなたに執着していますからね。きっと、 大事にはしてくれますよ。人外なりにね。
3『夜明け』
空が白み、 朝が来た。〝あれ〟が残念がっているのは、 扉越しでも伝わるでしょう。無念そうに扉を引っ掻いてはみるものの、 もちろん扉は開きません。 ――次は、 次こそは。この次は必ず、 あなたを攫う。そう言って、 〝あれ〟は朝日とともに気配を消しました。窓から朝日が差し込み、 あなたのいる場所を照らします。あなたがそっと扉を開けても、 扉の外には何もいませんでした。こうして、 あなたの日常が再び訪れました。めでたしめでたし――とはいきませんね。なぜかって? ああ、 気づいていないんですね。ほら、 ご覧なさい。〝あれ〟はそこ、 あなたの影の中、 あなたが再び縁を結ぶのを待っている。