森の小さな迷子さん
ライセンス表記
Second Guess System by William Lentz is licensed under CC BY 4.0. To view a copy of this license, visit http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
この作品は Second Guess System を使用しています。Second Guess System SRD は William Lentz の著作物であり、 CC BY 4.0 Deed に基づいて公開されています。制作の際に、 有志による日本語翻訳を参考にしました。
規約
遊ぶ前に必ず利用規約に目を通してください。遊んだ時点で規約に同意したものと見なします。
イントロダクション
あなたは深い森の奥にある小屋で暮らしています。
ある嵐の翌朝、 あなたはドアの前で手のひらサイズの不思議な生き物を拾いました。
言葉は通じません。見たこともない姿です。
最初は警戒しているのか、 不可解な行動ばかりするこの子。
でも、 じっくり観察すれば、 その行動の本当の意味 (あなたへの信頼) が見えてくるはずです。
準備
- 20 面ダイス(d20)
- 6 面ダイス(d6)
- 記録できるもの
遊び方
- 20 面ダイスを振る
- 観察プロンプト表を確認、 判定の数値分だけ絆カウントを増減させる
- ただし 2 回目の時はツイストです! d6 を振って出目と絆カウントを比べてください。詳細はエンディングを参照
- 記録 (ジャーナリング) して、 また 1 に戻る
用語説明
- 絆カウント
- 初期値 : 1
- この数値が高いほど、 精霊はあなたに心を許しています。
- ツイスト :
- 1 回目 (困惑) : 「また変なことをしている……」 「嫌われてるのかな?」 というあなたの勘違いを書きます。
- 2 回目 (真実) : 同じ出目がもう一度出た時、 その行動の愛らしい真実に気づきます。
観察プロンプト表
| 出目 | 判定 | 1 回目 : 不可解な行動 (困惑) | 【Twist】 2 回目 : 実はその時、 精霊は…… (真実) |
|---|---|---|---|
| 1 | -2 | 指を噛まれる ご飯をあげようとしたら 「ガブッ」。痛い! まだ敵だと思われてる? | 噛んだのではなく 「甘噛み」 だった。彼らにとっての親愛のキスのようなものらしい。 |
| 2 | +1 | じっと見てくる 物陰から大きな目で凝視されている。監視されているようで落ち着かない。 | あなたの顔を 「親の顔」 として一生懸命覚えようとしていた。瞬きも忘れるほどに。 |
| 3 | ±0 | ゴミを拾ってくる 枯れ葉や石ころを枕元に置いていく。部屋が汚れるからやめてほしい……。 | 彼らにとっての宝石だった。あなたへの精一杯の貢ぎ物。 |
| 4 | ±0 | 姿を消す ふといなくなる。逃げ出したか? やっぱり野生には勝てないのか。 | あなたのために綺麗な花を探しに行っていただけだった。頭に乗せてくれた。 |
| 5 | -1 | ご飯を食べない 用意したミルクに見向きもしない。好みが合わない? ワガママだなぁ。 | 実はお腹が空いていないふりをしていた。あなたが食べる分を残そうとした優しさ。 |
| 6 | +1 | すり寄ってくる 足元にまとわりついて歩きにくい。邪魔だなぁ。 | 体温が恋しいだけ。あなたの足音に合わせてよちよちと歩幅を合わせる練習をしていた。 |
| 7 | ±0 | 奇妙な鳴き声 「キュウキュウ」 と高音で鳴く。うるさい。何かの警告音? | それは子守唄だった。疲れたあなたを癒やそうと一生懸命歌っていた。 |
| 8 | ±0 | 震えている ブルブルと小刻みに震えている。病気? 寒い? 怯えてる? | 怯えではなく、 猫のゴロゴロ音と同じ。リラックスして喜んでいる時の振動だった。 |
| 9 | -1 | 大切な本を破く あなたの本を齧ったり引っ掻いたり。なんてことするんだ! | そのページの挿絵 (花や太陽) を実体化させる魔法を練習しようとして、 失敗した跡だった。 |
| 10 | +1 | 頭に乗ってくる あなたの頭や肩によじ登る。高いところが好きなだけ? | 「あなたの視線と同じ高さで世界を見たい」 という好奇心と信頼の証。 |
| 11 | ±0 | 鏡を攻撃する 鏡に映った自分に向かって威嚇している。おバカさんだなぁ。 | 鏡の中の自分が、 あなた (主人) を睨んでいると勘違いして、 あなたを守ろうと戦っていた。 |
| 12 | ±0 | 後をついてくる トイレもお風呂もついてくる。プライバシーがない……。 | 「片時も離れたくない」 という分離不安。あなたが視界から消えると寂しくて泣きそうになる。 |
| 13 | -1 | 部屋の隅で丸まる 呼んでも出てこない。暗いところが好きな陰気な性格? | あなたを驚かせるためのかくれんぼのつもりだった。「みーつけた」 を待っている。 |
| 14 | +1 | 光り出す 夜になると体がぼんやり発光する。眩しくて眠れない。 | あなたが暗闇で怖くないように、 常夜灯になってくれようとしていた。 |
| 15 | ±0 | 何かを訴える 一生懸命手足を動かしてジェスチャーしている。全く意味不明。 | あなたの昨日の仕草 (あくびや伸び) を真似っ子しているだけだった。あなたになりたい。 |
| 16 | ±0 | 服の中に潜る ポケットや袖の中に入ってくる。くすぐったい! | あなたの匂いに包まれていると一番安心するらしい。そこが彼のマイホーム。 |
| 17 | -1 | 怒ったように突っつく ツンツンと突いてくる。機嫌が悪い? 何もしてないのに。 | 「遊んで!」 の合図。構ってほしくて必死なアピール。 |
| 18 | +1 | 涙を舐める あなたが悲しい時、 顔に張り付いてくる。邪魔しないでほしい。 | 涙を拭おうとしてくれていた。「泣かないで」 という魔法をかけている。 |
| 19 | ±0 | 眠り続ける 一日中寝ている。具合が悪いのか? 心配になる。 | 成長期。寝ている間に体が少し大きくなり、 羽やツノが生えかけている。 |
| 20 | +2 | おでこを合わせる コツン、 と額をくっつけてくる。頭突き? | 魂の契約の儀式。言葉を超えて、 心と心が完全に通じ合った瞬間。 |
エンディング
真実を知って絆が深まったら、 d6 を振って 「絆」 と比較してください。
- d6 の出目 ≦ 絆
- 家族になった日
- 精霊は完全にあなたに心を許しました。
- この子に名前をつけてあげてください。
- 名前を呼ぶと、 嬉しそうに返事をして、 あなたの掌にすっぽりと収まりました。これからはずっと一緒です。
- 家族になった日
- d6 の出目 > 絆
- もう少しだけの距離
- 精霊はまだ少し恥ずかしそうです。
- でも、 最初の頃のような警戒心はありません。
- 名前をつけるのはもう少し先。森の静かな生活は明日も続きます。
- もう少しだけの距離
遊び方のヒント
ジャーナルには、 この不思議な生き物の見た目 (モフモフしている、 プルプルしている、 葉っぱが生えているなど) を自由に想像して書き込んでください。落書きでイラストを描きながら遊ぶのもおすすめです!