神様今だけ見逃して
ライセンス表記
This is a Princess Sword game, based on Anna Anthropy’ s Princess with a Cursed Sword, available at w.itch.io.
規約
遊ぶ前に必ず利用規約に目を通してください。遊んだ時点で規約に同意したものと見なします。
はじめに
その手を引いた夜から、 二人は世界から弾き出された〝共犯者〟になった。
追手は来る。世間は冷たい。金も尽きていく。
それでも、 恋人がかつて行きたいと言った〝あの場所〟へたどり着くまでは、 捕まるわけにはいかない。
これは、 何かを捨てなければ進めない、 二人の逃避行の記録。
このゲームはスネオヘアーの 『共犯者』 という曲をイメージして作りました。
注意
本作には、 犯罪、 逃避行、 および心中 (自死) を示唆する結末が含まれています。
心が不安定な時のプレイは推奨されません。
必要なもの
- タロットデッキ
- コイン 2 枚
- 日記帳
キャラクター作成:罪と約束
逃げ出す前に、 二人の〝共犯関係〟を定義してください。
- 二人の罪 (逃げる理由)
- なぜ二人は追われているのですか?
- 約束の場所 (あの場所)
- 恋人が行きたいと言っていた場所はどこですか?
- 捨てられない未練
- 二人が旅袋に詰め込んだ、 あるいは心に残している現世との繋がりを 5 つ書き出してください。
これは生活に必要な道具であると同時に、 二人がかつて属していた社会の象徴です。
- 二人が旅袋に詰め込んだ、 あるいは心に残している現世との繋がりを 5 つ書き出してください。
ゲームの進行:息を殺して
カードを引く
カードを 1 枚引くたびに、 二人は夜の闇を移動します。
スートは二人を追い詰めるものを表します。
- ソード : 二人を許さない権力、 法律、 あるいは暴力。
息を殺して気配を悟られないようにしなければなりません。 - ワンド : 移動手段のトラブル、 行く手を阻む自然環境、 怪我。
物理的なトラブルが二人の足を止めようとします。 - カップ : 不安、 後悔、 ホームシック、 二人の間の不協和音。
内側から崩れそうになる心を繋ぎ止めなければなりません。 - ペンタクル : 飢え、 寒さ、 宿のなさ、 物資の尽き。
ロマンだけでは生きられない現実が襲います。 - 大アルカナ : 運命の分かれ道
絶体絶命の包囲網、 あるいは予期せぬ逃げ道 (または協力者) の出現。
判定
追手に見つかりそうな時、 あるいは心が折れそうな時、 「神様今だけ見逃して」 と祈りながらコインを投げます。
修正(コインの枚数)
- 1 枚 :
ただ息を殺し、 運を天に任せてやり過ごすなら。
(見つかる確率は高いです) - 2 枚 :
恋人の手を強く握りしめ、 捨てられない未練を一つ捨てるなら。
結果の解釈
- 表が 0 枚 : 追い詰められる
見つかった! あるいはトラブルで動けなくなった。
逃げ延びるためには、 さらにもう一つ未練をその場で捨てなければならない。
捨てられないなら、 二人の旅はここで終わる。 - 表が 1 枚 : ほとぼりは冷めない
なんとか逃げ切ったが、 不安は消えない。恋人は震えている。
次のターン、 もし 「追手 (ソード)」 が出たら、 その時はコインを投げられず (0 枚扱いとなり)、 強制的に 「荷物」 を捨てることになる。 - 表が 2 枚 : 月の導き
奇跡的に見逃された。あるいは、 誰かが助けてくれた。
「月が綺麗だね」 と笑い合う余裕が、 今夜だけはある。
終幕:日の当たる場所へ
終了のトリガー
- 5 つの未練を全て捨てきり、 何者でもなくなった時。
- プレイヤーが〝あの場所〟に着いたと感じた時。
- 未練を捨てられず、 捕まった時。
結末の選択
- 選択肢 A : 日の当たる場所
全てを捨てて、 ほとぼりも冷めた。
二人は〝あの場所〟にたどり着く。そこには誰もいないけれど、 二人だけの新しい朝が来る。
過去には戻れないけれど、 後悔はない。 - 選択肢 B : 迷える道連れ
〝あの場所〟にはたどり着けなかった。あるいは、 そんな場所は最初からなかったのかもしれない。
それでも、 二人は手を離さない。
どこへ行く当てもないまま、 二人は永遠に夜の中を走り続ける。 - 選択肢 C : 永遠の逃避行
二人がいることを許される〝日の当たる場所〟なんて、 この世界にはなかった。
あるいは、 泥だらけになってまで生きることに、 もう疲れてしまったのかもしれない。
「ねえ、 もう行こうか」
二人は手を取り合い、 崖の淵、 あるいは冷たい海へ向かう。
怖くはない。きみと一緒なら、 死ぬことさえも怖くはない。
二人は旅立った。
誰も追っては来ない、 永遠に二人きりの場所へ。